春の行事
春季彼岸会 ― いのちを見つめ直す、静かな春のご縁 ― 春分の日に「春季彼岸会」をお勤めしています。 お彼岸は、古来より家族やご先祖を偲び、感謝の心を新たにする大切な仏縁の期間です。 春のやわらかな日差しの中、日々の歩みを少し立ち止まり、 「今ここにあるいのち」をあらためて聞き直すひとときとなります。 初めての方や久しぶりにお寺にお参りされる方も、どうぞ気兼ねなくお越しください。
普門寺では、四季の移ろいの中で仏さまの教えにふれ、地域の皆さまとともに歩むご縁を大切にしながら、年間を通してさまざまな行事をお勤めしております。
ご先祖を偲び、いのちを思い、地域のつながりを温かく育む場として、どなたさまも気軽にお越しください。
四季を彩る行事
夏の行事
盂蘭盆会・地域花火大会 ― 報恩と笑顔がひとつになる、夏の普門寺 ― 夏には、ご先祖様とのご縁を大切にする「盂蘭盆会」をお勤めしております。 お盆は、家族のつながりを深く感じる、日本の大切な文化が息づく季節です。 法要では、阿弥陀さまのみ教えをいただきながら、 「私がここに生きていること」のありがたさを静かに味わいます。 また、夕暮れには地域の子どもたちやご家族が集まる小さな花火大会を開催しています。 世代を越えて笑顔が広がり、普門寺らしい温かい夏の風景が広がる行事です。
秋の行事
秋季彼岸会・地域憩いの場・報恩講 ― 実りの季節に、心を耕すご縁を ― 秋のお彼岸は、夏の暑さが和らぎ、心を落ち着けて仏法を聴かせて頂く落ち着いた季節です。 普門寺では「秋季彼岸会」をお勤めし、仏さまの教えにふれる穏やかな時間をご一緒しています。 さらに秋には、浄土真宗にとって大切な年中行事である「報恩講（ほうおんこう）」をお勤めいたします。 報恩講は、私たちが日々いただいている仏縁の源である親鸞聖人のご命日のお勤めであり、聖人のご生涯に触れ、そのご苦労を偲びながら、 「み教えのもとにここに生かされている」ことへの報恩感謝を新たにするご縁です。 初めての方も、どうぞお気軽にお参りください。 また、普門寺では、地域福祉協議会が中心となって開催する地域の憩いの場の会場として境内・本堂を提供しています。 ご高齢の方や子どもたち、地域の皆さまが気軽に集い、語らい、つながりを育む温かな場となっています。 普門寺は、地域とともに歩む寺院として、この取り組みを大切に支えています。 どなたでもどうぞお気軽にお立ち寄りください。
冬の行事
元旦会 ― 新しい一年を、仏さまの光に照らされて ― 一年のはじめには「元旦会（がんたんえ）」をお勤めし、 阿弥陀さまのご縁に包まれながら新たな一年の歩みを願います。 朝の澄んだ空気の中、本堂にそっと手を合わせる時間は、 毎年、多くの方が心静かに一年を迎える大切なご縁となっています。 「今年を大切に生きたい」「心を整えて新年を迎えたい」 そんな皆さまの思いに寄り添う行事です。